2009年11月28日土曜日

車椅子生活、海外移住







車椅子生活と海外移住

介護士に日本語教育

私は昨年よりフィリピンセブ島で看護婦、介護学校卒業者(介護国家試験合格者)に日本語を教えています。日本で将来を不安に思っている方、ハンデを持って一人生活をなさっている方、周囲に迷惑をかけたくない人など様々な問題を抱えている方と仕事が見つからないフィリピン人との接点としてボランテアに取り組んでいます。

寝たきり介護(認知症)

介護のお世話を家族でなさって精神的、肉体的にストレスがたまっている方々も多く見られます。 一度、物価が安く、治安が良い所での介護を考えられるのも一つの選択肢ではないでしょうか!

下記の文章は車椅子生活者より届いたメールです。

希望のメール

斉藤さん、早々にメ-ルを頂きありがとうございました。ご紹介頂きましたプログを拝見させていただきました。
こんな私ですが、夢が現実になるような気がいたしまして将来に希望が持てそうで目の前が明るくなりました。

私は慢性関節リュウマチを患ってもう30年位になります。23才で発病し、高校、大学と過ごした東京で卒業後、自分が目指していた職業に付いたのですが、結局1年半足らずで諦めて生まれ故郷である・・県に帰郷し、それ以来ずっとこの地で暮らしております。

この間に父母とも他界して、その後はずっとヘルパ-さんのお世話になり自宅で一人暮らしをして参りました。
そんな暮らしの中で、これから先のことを思えば今以上に介護が必用な身体状況になることの不安が最近益々強くなり、経済的なことも考えると自分の出来る範囲で、より快適な介護を受けながらの生活を切実に考える時期が今であると思えることが多々あります。

また近くにいる親戚に迷惑を掛けることも辛く、またそれらの柵の中であるときはがんじがらめになり、体調のことよりも精神的な周りからの重圧に返って自分自身が落ち込んでしまい、こんな身体で生きていくことが何とも悔やまれてなりません。

でもこれが現実なのだからとある時は自分自身に言い聞かせながらの毎日を過ごしているのが現状です。

この際なんとかしてまず環境を一新して、これからの生活を自分なりに考える時期が来ているようにも思え、かねてから実現不可能とは思いながらも持ち続けていた海外移住の実現に向けて一歩踏み出したのが先日お送りしたメ-ルだったのです。


文面の【・・・さんご安心下さい。】との斉藤さんのお言葉が嬉しくて・・・、私でも・・・という勇気が湧いてきました。


後は私の決断とそれを行う勇気だけです。様々なこともよく考慮しまして、まずはお勧め頂きましたように一度セブ島にての体験生活を実現できる日が1日でも早く来るようにそれに向けて努力して参りたいと切にお願っております。


計画が具体的になりましたおりには、再び連絡を差し上げてもよろしいでしょうか?
これからも色々とご相談にのって頂きますようどうぞよろしくお願い申し上げます。
                           
2009
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