2011年1月23日日曜日
セブ島の介護施設
セブ島介護施設訪問
セブ島には介護施設が2つあります。1つはタランバン(北)、1つはタリサイ(南)です。
今日はタリサイの介護施設を訪問いたしました。
セブンシスター
この施設はイタリア人のファンデーションで作られています。看護婦10名と介護士5名の15人で25人の入居者を世話しています。
この施設にお世話になった日本人もいます。
施設のシスター
シスターはこの施設の責任者で16年間います。日本人もいたときがありますので少し日本語が話せます。
JISメンバーと訪問
私とチャチャは約3年前よりセブの介護士や看護婦に日本語を無償で教えています。生徒のカティーとリサもこの施設に6ヶ月研修をしました、久しぶりの訪問です。
将来自分が介護される側になった時、フィリピンの介護はどうかを見学にいらしゃったINOUEさんも一緒の訪問です。
この施設はケースバイケース
身内がなく介護してくれる方もない人には面接をして無料でこの施設が利用できます。この施設は期限なしで最後まで見てあげます。
この施設で働く看護士、介護士はセブの専門学校や看護大学から研修生として無償のボランティアで、教会のシスター達は食事の用意などをしてお世話をしています。
全て寄付金で成り立っています。日本にはありえないことです。
おばあちゃんの夫は日本人
数年前に夫(日本人)を亡くしたおばあちゃん、子供は日本へ仕事に行き仕送りをしてくれている様子です。
99歳のおばあちゃん
このおばあちゃんは99歳で寝たきりですが頭はしっかりして耳が良くいろんなお話をしてくれました。
お部屋は20畳くらいで2人部屋。でシャワールームとトイレがバリアフリーになっています。
日本人のシゲさん
この施設にお世話になっていた日本人のシゲさん2年前に86歳でお亡くなりになったとの事です。写真でも分かりますように大変幸せな生活を送ったそうです。
こんな施設が日本にも
クリスチャンのフィリピンでは人を助けるのは当たり前の世界です。私は日本語、日本料理を生徒に教えていますが彼女たちは収入の為に働くのは勿論ですが、そのほかに一緒に笑ってお世話をしたい気持ちがあることを解って欲しいと思います。
セブ島の介護施設
フィリピンのセブ島で何人も日本人とかかわる方がこの施設にお世話になったと思うと頭が下がります。
おばあちゃん!会えて良かったです!又美味しい食べ物を持って行きますね!Saito
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