2013年2月19日火曜日

年金退職者や要介護者に適した町とは


年金退職者や要介護者に適した町とは
年金退職者や要介護者に適した町とは!といわれ、みなさんは、どのようにお考えになるでしょうか。
私は以下のものがある地域がベターではないかと考えます。

1、緑や自然があり、区画整理に余裕のある地域
 
2、安全で、安く新鮮な水や食料が手に入る地域
 
3、医療や介護の人材が豊富にある地域

自然災害がなく安心できる
関東圏では、自然豊かな神奈川の海岸沿いや静岡沿岸、栃木、群馬、長野の山間部などがあげられるでしょうか。
こちら日本の南隣の常夏の国、フィリピンのマニラやセブ島周辺で、医療などを特に重視しますと
該当する地域は、マニラ、セブ、ネグロス島のドゥマゲッティーなどが考えられます。
 
利便性と自然
マニラは、メトロマニラと呼ばれる行政区に1000万人以上の人口を抱える大都会です。
医療や介護が充実していますが、安全を確保し、自然を体感できる住宅や豊かな食生活を送るためには、日本と同等程度の生活費が必要となります。
奇麗な珊瑚礁の海を見に行くとなると飛行機か、車で2から3時間はかかります。

セブ島
一方、都市化が激しく進行しているセブは、町の大きさはマニラには及びませんが、4000平方キロメートルの広さに300万人もの人口があり、中心地のセブシティーは70万人もの人が生活しています。
セブシティーは医療も自然も両方を兼ね備えた素晴らしい地域ですが、写真では見にくいのですが、険しい山がせまっていて、平地が非常に狭い地形となっています。
今後の町の発展している様子を考えると、さらに都市化が進みマニラと同じく朝夕には渋滞が常態化し、緑の少ない地域になっていくのではないかと考えています。
既にセブシティー周辺の原生林のほとんどが伐採されている現実があります。

ドゥマゲッティ
最後に、4500平方キロメートル(セブ島の3倍の大きさ)ネグロス島に人口10万人のドゥマゲッテーがあります。
なだらかな山が中央部にあり野菜などの農作物も豊かで、魚介類はスールー海に面しているのでマグロや鰹などの
青物、白身の魚、エビやカニの仲間がセブシティーの3割引き程度で新鮮なものを購入することができます。 
生水が飲めます
特にネグロスの水は豊かで井戸の水を生で飲むことができる数少ない地域となっています。
水が豊かな地域は食料も豊ということもできます。

21世紀は環境問題と相まって人々が水を奪い合う時代だとも言われています。
珊瑚礁の海も徒歩で散歩にいける距離に住む事も可能です。
 
学生街
また、ドゥマゲッテーの町には国内きっての大学、「シリマン大学」があり、若い学生たちが集う町となっていて、大学の付属病院が併設されています。
医療も介護も充実していて、緑豊かな宅地で、自然と向き合った現地人と豊かな老後生活が送られるのではないかと思います。

 
10年や20年後の定住先の状況をしっかりと思案した上で決定していく必要があると思います。