2013年5月14日火曜日

円安、ペソ高のフィリピン


円安と株高傾向
近頃の安倍政権下のいわゆる円安と株高の傾向をどのようにみていらっしゃるでしょうか。
一時的なものと判断されている方もいらっしゃるでしょうし、これは長期的につづくのではと考えられている方もいらっしゃると思います。
円高から一気に円安傾向となり、1年前では1ドル70円台が一気に100円台に復活しました。
 
予想は不可能
2008年のリーマンショックで株式投資などをされた方は、持ち株の価値を大きくさげられてしまったと思います。
株価も当時の価値に戻ってしまうような勢いです。
もし未来の株や円の動向がわかっているのなら、これ以上簡単なものはないのですが、世の中そうそううまくいくものではありません。
近頃では、高度経済成長、バブル経済の崩壊、ITバブル、いざなぎ景気、リーマンショックと、経済の好調、不調の振れ幅が非常に大きく、規模が大きく、世界の経済の感覚をもたないとなかなか先が見通せない状況です。
 
以前に戻った
1990年代では、1ドル120円前後の相場だったので、このような感覚からするとまだまだ安いとも言えます。
しかし、この急激な変動での投資は賭け事に似たところもあると思います。
 
円安、ペソ高のフィリピン
こちら、フィリピンセブでも、円安の傾向は顕著です。
円安に伴ってペソの価値も急激に上がっています。円に対して米ドルと同じような変動をするためです。
昨年11月までは換金レートが1万円が5000ペソを上回っていましたが、今日のレートでは4000ペソギリギリです。
この半年以内でペソの価値が円に対して2割ほどあがってしまいました。
要するに、円をたよりに生活する日本の方にはセブでの生活が2割ほど割高になったということを意味します。
 
セブ島海外移住
また、原油価格の高騰もセブの生活を考えるうえでは大事です。
セブでのガソリンの価格は日本の値段とほとんどかわりがないものと考えたほうがいいといえるほどの価格です。
移住を考えられている方には、是非、現状を踏まえた上で、大きな失敗がないようベターな選択をしてほしいと思います。
 
以前1万円は4000ペソの時期もありましたので数年前に逆戻りと考えれば