2013年3月7日木曜日

世界遺産、世界最長の地下河川

世界遺産、世界最長の地下河川

フィリピンの西部に浮かぶ南北に細長いパラワン島があります。

この島はガイドブックでもおなじみで、フィリピン最後の秘境と言われている手つかずの森林や海が残っている地域です。

川口探検隊

セブ島から見ると、南西部のネグロス島の向こうのスールー海を越えるとパワラン島です。

かつては、(川口宏)探検隊がやってきた場所としても知られています。

世界遺産

その秘境のパワラン島のジャングル奥深くに世界遺産があります。

通称「アンダーグラウンドリバー」と呼ばれる世界最長の地下河川がある

「プエルト・プリンセサ地下河川国立公園」です。

地下河川案内

地下河川の全長は8.2キロメートル。

あたりは石灰岩の為、長い年月をかけて浸食が進み、川が鍾乳洞に丸ごと落ちてしまったような構造になっています。

洞窟入り口

こちらの世界遺産は、石見銀山等と異なり、河口から洞窟に中にボートで入っていくことができます。

ボートにはライフジャケットやライトなどの装備、案内役のガイドがいるので安心して見学する事が可能です。

洞窟

洞窟内は静かで真っ暗闇ですが、ツバメやコウモリが生息してます。

洞窟の中は単調ではなく、狭くなったり非常に広い部屋にでたり、奇妙な鍾乳石があったりと、
ちょっとした冒険を体験することができます。

豪快な自然を見せてくれるパラワン島を訪れてみるのはいかがでしょうか。