2012年12月29日土曜日

海外移住を考えている方に!


  NHKの追跡
 一昨日の夜放映された番組をご覧になった方も多くいたと思います。
 老人介護や移住を海外で送る時の大きなブラックホールがある事を描いたような番組でした。
 フィリピンのマニラとダバオの施設を取り上げ又年老いた母親と息子の移住体験を描いてありました。

 
  健康な時は良いと思います
リポーターが思っていた以上介護に徹底した施設やわずか数年でもう直ぐ廃業まで追い込まれた施設が放映されました。
 廃業に追い込まれた施設はオープン当初入居金300万円で月々10万円で応募で直ぐに満室の状態。
 それが年々入居者が日本へ戻ってしまう内容です。

 
  病気になった時どうするか 
施設から離れて行く一番の原因は病気になった時の医療費の高さのようです。
 手術をして1日10万円の医療費がかかりギブアップ!
 海外で生活をすれば安上がりの法則は一瞬にして崩壊します。
 私自身も数年前アレルギーを発症して手術をしました。 
約10日間でかかった費用は約70万円でした。
 日本の保険(国の健康保険)に加入している場合は領収書などを整理して還付請求をすれば 日本にいる時と同じく7割が還付されます。
 海外に転入届を出し移住した方は住民税などを考え健康保険も脱会する方が多いようです。

 
  お金かカード
フィリピンの場合お金を先に支払わないと入院はできません。
 入院した時は4人くらいの担当医が付き1人のドクター支払いが2~4万ペソになります。
 手術をして入院した場合1週間で50万円位はかかってしまいます。
 万が一を考えての保険加入は必要ですしクレジットカードを持つことも大事です。

  海外移住を考えられる方は保険加入をお勧めします。

  フィリピンは安く生活ができると安易な考え方で移住を決めるのは危険です。