2010年11月5日金曜日

私たちは日本人のサポーター



ボランティアって、なーに!

私は1昨年8月に教会のシスターから困窮なフィリピン人を助けて欲しいと相談を持ち込まれ自分の経験を生かし日本人とフィリピン人の接点がないかと考え海外移住が増えてきている現状を考えてみました。

私自身がセブに移住をして大変だった事は何かがポイントでした。


家政婦(メイド)の地位

もし家政婦さんが日本語を話せ、日本料理ができて、日本的な掃除洗濯ができたらどうだろう!これが最初の発想でした。此方ではメイドといえば身分の低い職業と見られていますが、その地位を向上させ、雇用する側、される側が相互扶助が出来る対等な立場を築いてあげるのが狙いでした。


人材選び

私の考えに共鳴した希望者が多く人選からのスタートでした。TOEIC TESTの中から問題を作り英語力の高い順で人選をしてみました。学歴は問わず英語力のある人材選びです。1番点数の高かった子はハイスクール中退の方でした。


お金だけではありません

生徒さんの中には大手銀行の支店長婦人やエアポートポリスキャプテン夫人、大学の講師など生活が安定している人たちもいました。何故この職業を選ぶのかと問いかけますと、ボランティアがしたいから!と返ってきました。


私たちはメイドでなくサポーターです

週に3回午後1時から5時まで自宅で。此処で最初の問題発生、勿論、無料のボランティアですが生徒の中には私の自宅に来る交通費がない生徒がいることです。

片道20円がないために1時間半歩いて通ってくる方がいたことです。貧しさが此処までとは知らなかった自分に対し怒りを覚えました。


評価のいらないボランティア

昨年9月から介護士(国家試験合格者)に日本語のトレーニングを始めました。介護士日本語教育はHIROKO先生に、今年からはTAKAさんにも協力していただいて助かっています。


よくボランテアの言葉を耳にしますが自分ができる範囲で、他からの目を気にせずに、認めてもらう事を求めず、自分自身が成長しプラスになる事だと私は考えています。

無償で日本語、日本料理を教えていますと何か裏があるのでは!と言う方がいますが・・・・その考え方が寂しいです。Saito



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