ボランティアって、なーに!
私は昨年8月より教会のシスターから困窮なフィリピン人を助けて欲しいと相談を持ち込まれ自分の経験を生かし日本人とフィリピン人の接点がないかと考え海外移住が増えてきている現状に注目をおきました。
もし家政婦さんが日本語を話せ、日本料理ができて、日本的な掃除洗濯ができたらどうだろう!これが最初の発想でした。
家政婦になる希望者が多くTOEIC TESTの中から問題を作り英語力の高い順で人選をしてみました。
大学卒業もいれば高校中退者もいる。学歴は問わす、やる気がある人を中心に20名を集めスタート教えてみると日本語の難しさを改めて認識いたしました。
週に3回午後1時から5時まで自宅で。此処で最初の問題発生、勿論、無料のボランティアですが生徒の中には私の自宅に来る交通費がない生徒がいることです。片道20円がないために1時間半歩いて通ってくる方がいたことです。貧しさが此処までとは知らなかった自分に対し恥ずかしさを覚えました。
日本語能力試験を受けさせ4人の4級合格者がでました。
今年に入り9月から介護士(国家試験合格者)に日本語のトレーニングを始めました。介護士日本語トレーニングにはスタートからHIROKO先生がボランテアで日本語教育をやっていただき大変助かりました。オーストラリア定住の経験を生かし素晴らしい日本語の教え方で生徒たちも一生懸命に勉強をしていました。
ありがとう!HIROKO先生!
よくボランティアの言葉を耳にしますが自分ができる範囲で、他からの目を気にせずに、認めてもらう事を求めず、自分自身が成長しプラスになる事だと私は考えています。