2014年3月11日火曜日

世界遺産パラワン島

地底川の海岸
世界遺産、世界最長の地下河川
フィリピンの西部に浮かぶ南北に細長いパラワン島があります。
この島はガイドブックでもおなじみで、フィリピン最後の秘境と言われている手つかずの
森林や海が残っている地域です。
セブ島から見ると、南西部のネグロス島の向こうのスールー海を越えるとパワラン島です。
かつては、(川口宏)探検隊がやってきた場所としても知られています。

看板
 
国立公園
その秘境のパワラン島のジャングル奥深くに世界遺産があります。
通称「アンダーグラウンドリバー」と呼ばれる世界最長の地下河川がある
プエルト・プリンセサ地下河川国立公園です。

地底川

地下河川 

地下河川の全長は8.2キロメートル。
あたりは石灰岩の為、長い年月をかけて浸食が進み、川が鍾乳洞に丸ごと
落ちてしまったような構造になっています。

洞窟

洞窟
こちらの世界遺産は、石見銀山等と異なり、河口から洞窟に中にボートで入っていくことができます。
ボートにはライフジャケットやライトなどの装備、案内役のガイドがいるので安心して見学する事が可能です。
洞窟内は静かで真っ暗闇ですが、ツバメやコウモリが生息してます。
また、洞窟の中は単調ではなく、狭くなったり非常に広い部屋にでたり、
奇妙な鍾乳石があったりと、ちょっとした冒険を体験することができます。

都市化が進んだセブ島とは違い、豪快な自然を見せてくれるパラワン島はいかがですか!