2013年7月15日月曜日
フィリピンの労働力と不安
フィリピンの労働力
先月からマクタン島の海の近くに新しい企画のプロジェクトをスタートさせました。
作業人は1日30~40人で内30人近くは4時間のオーバータイム労働です。
最初はフェンスから
日本の場合のフェンスや建物の場合鉄筋を入れコンパネを使ってコンクリートを流し込みます。
フィリピンの場合はフェンスの柱は鉄筋をを組んで型枠枠を作りセメントを流し込みますので日本と同じです。
しかし他の部分はブロックを積み鉄筋を入れセメントで外観をきれいにするのが多いようです。
このやり方は地震の少ないセブ島だから出来るのだと思います。
形が見えてきました
2週間で此処まで来ました。全て手作業です。
砂をふるいにかける人、水を運ぶ人、セメントをこねる人、柱を作るのにトタンを巻き
鉄筋を入れセメントを流し込みます。
日本で1日40人で作業をしていたら人件費だけでも大変な事です。
人件費と材料は別
フィリピンの場合多くは材料を購入して職人に造ってもらうやり方です。
多い時は1日10数万ペソの出費になります。
完成まであと二ヶ月弱
チャチャは毎日支払いのため現場に行っています。
私は2、3日に1度見に行っていますが職人さんも作業員の方も真面目に頑張ってくれています。
毎日変化があり出来上がっていくのを見ているのも楽しいものです。
出来上がりが楽しみですが
完成まであと2月近くかかりますが不安なのが予算通りに上がらないフィリピン。
今までいろんな建築をやってみましたが殆んどが予算の倍以上かかっています。
請負で予算とあまり差がない日本と違って全てがアバウトのフィリピン。
さて出来上がりと出費は予定通りになるでしょうか!